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皆様、あけましておめでとうございます。晴れやかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中のご厚情に深く御礼申し上げますとともに、本年も変わらぬご厚誼の程、お願い申し上げます。

昨年を振り返りますと、様々な出来事がありましたが、その中でも特に新聞等の年末10大ニュースの中でトップにランクされていた、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定が印象的です。招致活動の中心的役割を果たした猪瀬直樹元都知事が、突然辞任を発表したのには驚かされましたが。私はかつて、2008年北京オリンピック男子競泳100m決勝、あの北島康介さんが当時の世界新記録で優勝したレースを、目の前で見る幸運に恵まれました。あの時の興奮と熱狂は、今でも鮮明に思い出されます。2012年のロンドンでは、パラリンピックを観戦しました。ハンディキャップを抱えるアスリートたちが、困難を克服しながら各競技をプレーする姿からは、オリンピックに勝るとも劣らない感動を覚えました。これらは今までの人生の中でも、上位にランク・インする、忘れることの出来ない経験です。東京開催には反対意見もあるようですが、近年閉塞感に包まれてきた日本で、特に子供や若者たちが、オリンピックやパラリンピックを生で見たり、ボランティア等のお手伝いを経験したりすることは、大きな意義があると考えます。彼らが未来に向けて、新たな夢や希望を胸に膨らませてくれたらと、願っています。6年後の開催が、今から楽しみです。

さて、今年は午年です。午は十二進法では、前半(午前)が終わり、後半(午後)が始まる位置にあり、その交差点を「正午」と言い、つまり十二支の中間に位置し、草木の成長期が終わり、衰えを見せ始めた状態を表したものと、考えられるそうです。何だかあまり縁起が良いようには聞こえませんが、逆の見方、つまり物事を良い方に捉えれば(私は少し楽天的過ぎるかもしれませんが)、失われた20数年等とも言われる日本の景気低迷が、転換期を迎え新たな成長の時期が始まると、解釈できるかもしれません。環境が何れにせよ、弊社の目的はお客様第一主義を徹底することであり、このことは今年も変わりません。社員各自が毎月定めた「お客様第一主義実践計画表」の目標を着実に実践し、お客様により良い商品・サービスを提供して参ります。

結びに、皆様方のご健勝と、社業の発展をお祈りするとともに、どうか本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



2014年 元旦

代表取締役社長 原信治