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皆様、あけましておめでとうございます。幸多き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中のご厚情に深く御礼申し上げますとともに、本年も変らぬご厚誼のほどお願い申し上げます。

昨年を振り返りますと、様々な出来事がありましたが、その中でも個人的に大変嬉しかったのは、イングランドで行われたラグビーワールドカップでの日本代表チームの大活躍です。残念ながら、プールマッチで３勝しながら決勝トーナメントに進めなかったワールドカップ史上初のチームになってしまいましたが、あの興奮はつい最近のことのように、鮮明に覚えています。特に、南アフリカ戦の奇跡とも言って良い大逆転勝利は、日本人ばかりでなく世界中の多く人の感動を呼びました。私も夜中生中継を観戦していましたが、終了後も興奮のあまり翌朝まで寝ることが出来ませんでした。その試合で大活躍した五郎丸歩選手は今や時の人、小学生がキックのポーズを真似たり、「五郎丸」が流行語大賞の有力候補に挙がったりしました。エディー・ジョーンズ前ヘッドコーチ曰く、「五郎丸選手は精神的にとても強い。彼が強いのは、準備するからだ。プレッシャーがかかるゴールキックのため、細心の注意を払って準備をしている。スポーツもビジネスも同じだが、準備さえきちんとすれば、うまくいく」氏の言葉から、分かっているつもりでいた「準備」の大切さを、改めて教えていただきました。本年は、個人としての行動習慣に加え、弊社の経営にも、「準備」をキーワードにして、有意義な一年にして行きたいと考えております。

さて今年の干支は申です。申年は、「申（サル）」が「去る」という意味を表し、「悪いことが去る」や「病が去る」など、良いことや幸せがやってくるという年とする一説があるそうです。そして、ある日本の地域では、「申年に赤い下着を贈ると病が治る」「申年に贈られた下着を身に着けると元気になる」などの昔からの言い伝えがあり、現在でも信じられているそうです。実際に赤い下着を贈ったり贈られたりするかは別にして、何だか縁起の良い年になるような気がするのは、少々楽天的過ぎるでしょうか？何れにせよ、例年と同じく弊社の目的はお客様第一主義を徹底することであり、このことは今年も変わりません。社員各自が毎月定めた「お客様第一主義実践計画表」の目標を着実に実践し、お客様により良い商品・サービスを提供して参ります。

結びに、皆様方のご健勝と、社業の発展をお祈りするとともに、どうか本年もご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。